【Blackmagic Design】Blackmagic製ベンチマークソフトの紹介

Blackmagic Design製のベンチマークソフト2つを紹介します

2020/12/17
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こんにちは、田中司恩(@tnk4on)です。この記事はBlackmagic Advent Calendar 2020の17日目の記事になります。

Blackmagic Design製 ベンチマークソフト

Blackmagic Designが公開しているソフトウェアの中に下記のベンチマークソフトがあります。

  • Blackmagic Disk Speed Test
  • Blackmagic RAW Speed Test

DaVinci Resolveなど有名ソフトウェアに埋もれてあまり目立つことがないツールですが、簡単に使えて便利ですので紹介いたします。

Blackmagic Disk Speed Test

Blackmagic Disk Speed Testはその名の通りディスクの速度を計測するツールです。Windowsでよく使われるディスクベンチマークソフト「CrystalDiskMark」と同様のツールです。ターゲットのディスクにテストデータの読み書きを行い速度を計測します。OSにマウントできるメディアであればフラッシュメディアの計測も可能です。

インストール

Blackmagic Desktop Videoをインストールするとデフォルトで一緒にインストールされます。

使い方

使い方は簡単でソフトウェアの起動後に計測したいディスク類をSelect Target Driveから選択し、中央のSTARTボタンを押すだけです。デフォルトの負荷サイズは5GBになっていますがキャッシュ内に収まるのを防ぐため、特に変更は不要と考えます。

実行例1)MacBook Pro (13-inch, 2017, Thunderbolt 3ポートx 2) 内蔵SSD

(実行例1)

(実行例1)

実行例2)SATA-USB3.1(UASP対応)変換 + CT500MX500SSD1

(実行例2)

(実行例2)

測定結果は一般的なベンチマークソフトと違い、3つのファイルフォーマット(ProRess 422 HQ、Cinema DNS RAW、10 Bit YUV 4:2:2)でのWRITE/READの結果が表示されます。Will it Work?の欄では各ビデオフォーマットで対応可能な解像度がチェック形式で表示されます。How Fast?の欄では数字でFPSが表示されます。
実行例1の場合だと10 Bit YUV 4:2:2 かつ 2160p60がバツになっておりディスクの性能不足、と読み取れます。

Blackmagic RAW Speed Test

Blackmagic RAW Speed Testは計測する端末のCPUとGPUに負荷をかけ性能を計測します。実行した端末でBlackmagic RAW(BRAW)コーデックがどれくらいの解像度まで取り扱い可能かを知ることができます。このツールは2019年8月にMac OSX用にまず公開され(v1.4)、その後WindowsとLinux版も追加されています(v1.5以降)。

ブラックマジックデザイン、Blackmagic RAW Speed Testを発表

インストール

DaVinci Resolveをインストールする時にBlackmagic RAW Playerが標準で選択されていると、同時にBlackmagic RAW Speed Testインストールされます。

使い方

こちらも使い方は簡単で、ソフトウェアを起動して中央のSTARTボタンを押すだけです。計測結果欄ではBRAWの圧縮サイズ(12:1、8:1、5:1、3:1)に応じた結果が表示されます。表示結果の読み方はBlackmagic Disk Speed Testと同様です。

事前に表示される圧縮方式の選択も可能

事前に表示される圧縮方式の選択も可能

実行例3)MacBook Pro (13-inch, 2017, Thunderbolt 3ポートx 2) / 圧縮(HD 12:1)

(実行例3)

(実行例3)

実行結果の読み方のヒント

各ツールにはHelpが実装されており、開くとPDFのマニュアルが開きます。その中に詳細が書いてありますのでそちらを参照してください。なお、Blackmagic Disk Speed TestのHelpには「ソリッド・ステート・ディスク(SSD)の速度に関する大切な情報」という項目があり、SSDを購入する時の選択のヒントが書いてあります。

まとめ

Blackmagic Design製のベンチマークソフト2つを紹介しました。マルチプラットフォームに対応し(Blackmagic Disk Speed TestのみLinux非対応)、簡単に使えるので、所有しているディスク/メディアや端末の性能をカジュアルに知るには便利なツールです。マルチプラットフォームで使えるベンチマークソフトはあまりないので意外と重宝します。

Blackmagic製品のセットアップ時にインストールされていてこれらのツールを知らないという方も多いかもしれません。アプリケーション内から開けるHelpは他のBlackmagic Design製品と同様に多言語対応しており、このちょっとしたツールにもちゃんと拘って作っているところがBlackmagic Designらしさを感じます。どちらのツールもお使いの端末に入れておいて損はないと思います。

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