【ATEM Mini】実機で分かる、ここが凄い!ポイント解説

ATEM Miniシリーズは小型で高性能、かつ安価ということもあり注目を集めています。よくある機能面ではなく、あまり語られない一押しポイントについて紹介します。

2020/12/01
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こんにちは、田中司恩(@tnk4on)です。この記事はBlackmagic Advent Calendar 2020の1日目の記事になります。

メインボタン

なによりも一押しポイントはフロントパネルの「メインボタン」です。
メインボタンはマニュアル上の正式な呼称ではないですが、分かりやすくそう呼んでいます。

ATEM Mini フロントパネル

ATEM Mini フロントパネル

正確には下記のボタン類のことです。

  • 1-4の入力ソース
  • CUT
  • AUTO
  • FTB

これらはフロントパネル上でも一際大きいボタンで操作系で頻繁に使うことはすぐに分かります。ポイントはただ大きいだけじゃないんです。
このボタン類、

「押し込んだ時のクリック感がちゃんとある」んです。

これは実機を触らないと絶対に分からない重要なポイントです。実際、私も写真で見てる限りはメインボタン以外の他のボタンと同様の構造だろうと予想していたからです。
いい意味で予想を裏切られました。

実際の感触ですが、柔らかいプラスチック製とは思えないしっかりとした「カチッ」というクリック感があり、それなりの音もします。ボタンを押し込んだ感触だけでなく、音でも押したことが分かります。これは現場での操作において、操作者にとても重要なフィードバックをもたらします。わざわざフロントパネルを視認することなく、視線は映像モニターに向けたままちゃんとボタンを押したことが分かるんです。

さらに、このボタンについてはATEM Miniのマニュアル(インストール/オペレーションマニュアル)に面白いことが書いてあります。

(マニュアルはBlackmagic Desiognのサポートサイトから入手可能)
サポートセンター | Blackmagic Design

マニュアルのBlackmagic Design CEO グラント・ペティの挨拶文に注目です。

内蔵コントロール パネルに搭載された高品質のボタンで操作できますが、ATEM Sotfware Controlを使用すれば、より複雑なスイッチングも可能です。

by Blackmagic Design CEO グラント・ペティ

これを読んで分かるように、CEOの言葉で「高品質のボタン」と言及されています。おそらくこのATEM Miniという製品開発においてメインプロセッサーの開発と共に重要な点として設計、開発されたと予想できます。それほどまでに自信があるということですね。

これを読んで気になった方は是非一度、実機で操作を試されることをお勧めします。

静音性

もう一点、重要な点が静音性です。
これも実機を間近で触って分かりますが、

「ほぼ無音」です。

私の場合、ATEM Miniに電源を投入してまずファン音の有無を確認しました。本体両側面に冷却用のスリット穴があります。そこへ直接耳を触れるくらいまで近づけると静音ファンの動作音がやっと聴こえるレベルです。実際の使用環境では他の音にマスキングされて静音ファンの音は聴こえないはずです。

いくら小型、高性能でも、動作中に爆音で本体が触れないほど熱々だと現場で使うのは躊躇われますね。在宅利用ならウェブ会議用の集音マイクがあるなんてことも今や一般的になりました。
どんな環境に置いてもATEM Miniは静音ですので、ファン音のノイズに悩まされるということはありません。

唯一ファン音が大きくなるのはファームウェアのアップデート時です。この時は最高速度で回るようでかなりの爆音になります。ファームウェアのアップデートが完了すれば自動で静音モードに戻るのでご心配なく。

どんな静音ファンが搭載されているか確認するには分解するしかないですが、YouTubeにATEM Mini Proを分解した動画があるのでご紹介します。

動画開始後、7分10秒付近に静音ファンが確認できます。
その他にもこの動画では各部分について丁寧に解説されていますので参考にしてください。

おまけ

天神放送局の公開動画「天神放送局ラジオ」の第11回にゲスト出演し、ATEM Mini Proのレビューについて語っています。そちらも是非参考にしてください。

#11:田中司恩さんと語るAmazon IVS・ATEM Mini Pro<天神放送局ラジオ> – YouTube

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