
【Blackmagic Design】”ATEM Mini & カメラアップデート”の発表内容を予想する
2021年2月18日(日本時間)に開催されるBlackmagic Designの新発表について内容を予想します。
こんにちは、田中司恩(@tnk4on)です。2021年2月12日にBlackmagic Design社の公式ツイッターアカウントから下記の内容のツイートがありました。
ATEM Miniおよびカメラに関する最新情報を発表します。ぜひご視聴ください!ライブ配信は、ロサンゼルス10AM PST、ニューヨーク1PM EST、ロンドン6PM GMT(以上は2月17日水曜日)、シンガポール2AM SGT、東京3AM JST、シドニー5AM AEDT(以上は2月18日木曜日)スタートです。 pic.twitter.com/xbTS17kmnu
— Blackmagic Design JP (@BMD_NewsJP) February 12, 2021
ATEM Miniおよびカメラに関する最新情報を発表します。ぜひご視聴ください!ライブ配信は、ロサンゼルス10AM PST、ニューヨーク1PM EST、ロンドン6PM GMT(以上は2月17日水曜日)、シンガポール2AM SGT、東京3AM JST、シドニー5AM AEDT(以上は2月18日木曜日)スタートです。
発表内容は「ATEM Miniおよびカメラ」と具体的な対象製品に関する内容であることが予告されています。なお、ATEM Mini関連の前回発表は2020年7月に「ATEM Live Production Update」がありました。新製品としてATEM Mini Pro ISO / ATEM Streaming Bridgeの発表があったことはまだ記憶に新しいかもしれません。
これまでに公開されている情報を元に、どんな発表内容があるか予想してみたいと思います。
ATEM Miniの新製品が出る??
これまでのATEM Miniシリーズの発表は下記の通りです。
- 2019年9月13日:ATEM Mini
- 2020年4月3日:ATEM Mini Pro
- 2020年7月30日:ATEM Mini Pro ISO
ATEM Mini〜ATEM Mini Pro発表までの期間が約7ヶ月、ATEM Mini Pro ISO〜現在までが約7ヶ月であることからATEM Miniの新製品がそろそろ発表されてもいいタイミングと考えられます。Pro→Pro ISOのアップデートではポストプロダクションに関する機能が大幅に強化されました。
こういった点からPro ISOから新製品へのアップデートは、
- ポストプロダクション向け機能の更なる強化
- アーキテクチャーを見直した新たなATEM Mini
が予想されます。
ハードウェアの大きさから機能的にはある意味ATEM Mini Proで完成されているとも言えますので、どこまで踏み込んだアップデートが行われるのか楽しみです。
新発表のカメラ製品はBMPCC ??
「ATEM Miniおよびカメラ」のカメラの方です。Blackmagic Designには複数のカメラ製品がありますが、今回はBlackmagic Pocket Cinema Camera(BMPCC)が有力なアップデート対象ではないでしょうか。BMPCCシリーズの発表履歴は下記の通りです。
- 2018年4月9日:Blackmagic Pocket Cinema Camera 4Kを発表
- 2019年8月8日:Blackmagic Pocket Cinema Camera 6Kを発表
BMPCC 6Kの発表の後、2020年にはアップデートはありませんのでタイミング的にも可能性が高そうです。なお、2020年は別シリーズの上位製品(Blackmagic URSA Mini Pro 12K)の発表がありました。
- 2020年7月16日:Blackmagic URSA Mini Pro 12Kを発表
BMPCC 6Kの後かなり期間が空いてますのでURSA Mini Pro 12Kとの間を埋める製品が出てくる可能性はありそうです。
今回の発表のテーマはカラー??
今回の発表のティザー画像では「色」を意識させる画像になっています。
- 二人のモデルの服の色(グリーンとオレンジ)
- 背景色のグラデーション(ブルーとピンク)
Blackmagic Designで「色」となるとパッと思いつくのは「カラーグレーディング」、そうDaVinci Resolveです。ここから予想できるのは「ATEM Miniおよびカメラ」とDaVinci Resolveのさらなる連携の追加です。
そこでキーになるのは「Blackmagic RAW」です。
Blackmagic RAWについてはこちらの記事でも解説しているのでご参照ください。
【Blackmagic Design】=「ソフトウェア企業」説
Blackmagic Designが進めているBlackmagic RAWの導入をカメラだけでなくATEM Miniにも拡大することで、RAWフォーマットを用いたDaVinci Resolveでのポストプロダクションの処理が高画質、高性能にできるようになります。これによりBlackmagic RAWを中心としたBlackmagic Design製品のエコシステムがさらに広がります。
まとめ
今回の新発表の予想のまとめると下記のようになります。
- ATEM Miniの新製品が出る
- ポストプロダクション向け機能の更なる強化
- またはアーキテクチャー刷新した新モデル
- BMPCCの新製品が出る
- BMPCC 6Kの上位版
- URSA Mini Pro 12Kとの間を埋める製品
- 全ての新製品はBlackmagic RAW対応
- Blackmagic RAWを中心としたエコシステムの拡大
- DaVinci Resolveでのカラーグレーディング対応
今回の新発表に伴い下記のMeetupをやります。新発表のRecapもやりますのでこちらも合わせて参照ください。
Blackmagic Design Meetup|B(+9) – connpass
https://bmd.connpass.com/event/204889/
