
【Zoom】サービスステータスページを活用して障害発生に備える
Zoomの稼働状況を確認できるサイトの紹介。2020年11月26日(日本時間)に発生したAWS障害時もリアルタイムでの情報更新がありました。
こんにちは、田中司恩(@tnk4on)です。今回はZoomミーティングのシステム稼働状況を知ることができるサービスについて紹介します。
Zoomミーティングの障害を知る
Zoomミーティング(以下Zoom)は本来ミーティングアプリケーションでありながらオンラインイベントでの登壇者の接続にもよく利用されます。身内でのミーティングならまだしも、オンラインイベント開催時に「Zoomが使えない!」という状況にはなりたくないものです。しかしながらSaaS型のサービスである以上、障害が起きる可能性はゼロではありません。
Zoomの障害発生時にサービス稼働状況の確認にオススメするのが「Zoom Service Status」です。これは公式が公開しているサービス確認サイトです。なお、SaaS型サービスの障害時にTwitterなどでよく見かけるダウンディテクターによる情報は非公式のものですのでご注意ください。
Zoom Service Status
Zoom Service Status は下記のURLで公開されています。
https://status.zoom.us/
また、簡単な内容ですがZoom Help Centerにステータスページについての記載があります。
Zoom Cloud Service Status – Zoom Help Center
(引用)Please visit the Zoom Service Status (http://status.zoom.us) for current status and maintenance periods for all Zoom services. By selecting Subscribe to Updates, you will receive a notification by email, text message, or webhook when an incident is created, updated, or resolved.(翻訳)すべてのズームサービスの現在のステータスとメンテナンス期間については、ズームサービスステータス(http://status.zoom.us)にアクセスしてください。 [更新の購読]を選択すると、インシデントが作成、更新、または解決されたときに、電子メール、テキストメッセージ、またはWebhookで通知を受け取ります。
ステータス項目
Zoom Service Statusで現在公開されている項目は下記の通りです(2021年2月15日、時点)
- Zoom Meetings
- Zoom Video Webinars
- Zoom Phone
- Zoom Chat
- Zoom Website
- Zoom Dashboard & Reporting
- Download Center
- Web Portal
- Web Client
- Conference Room Connector
- Zoom Cloud Room Connector
- Zoom Connector for Cisco
- Zoom Connector for Polycom
- Cloud Recording Operational
- Meeting Telephony Services
- Integrations
- Live Streaming
- Zoom Developer Platform
- Web SDK
- REST API
- Marketplace
- Webhooks
(引用元:Zoom Service Status)
更新の通知
メール通知
大事なイベントの前にはページをチェックしておくと状況が確認できて安心ですね。 またさらに、障害が発生した場合などにメールで通知を受けることができます。
- メール通知登録方法
- SUBSCRIBE TO UPDATES ボタンを押し、Email Addressを入力
- SUBSCRIBE VIA EMAIL ボタンを押す
受信メールのサンプル
下記の例は会議やウェビナーへの参加に問題が出ている時のものです。内容は英語での記載であることと、タイムゾーンがPST(米国太平洋標準時 UTC-0800) になっている点は注意です。
RSSフィード
RSSフィードも公開されているので、RSSリーダーを利用している方は登録しておいても良いでしょう。下記はFeedly を使った登録例です。
まとめ
- Zoom Service Statusは公式が公開しているサービスです。
- Zoomを使ったイベントや仕事をされている方は、メール通知の登録をオススメします。
- 障害発生通知だけでなく、定期や臨時のメンテナンスについても案内があります。
- 普段からこまめにチェックしておくと障害切り分けの参考になります。
- よく使われる他のSaaS型サービスなども同様の仕組みでサービスステータスページを公開していることがあります。それについてはまた別記事で解説いたします。
